- 製造担当の仕事紹介
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変化が加速し続ける状況をバネに
旭エンジニアリング 製造 井草 由揮男
部門を切り盛りできる存在に成長したい
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- モノづくりに携わる喜びを感じられる仕事
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もともとモノづくりに興味があって中途入社しました。最初は機械組立を。今は電気のパートを担当しています。まったくの未経験でしたが、業務を通じてできることが増えていく中で手応えを感じるようになり、モノづくりの面白さにどんどんのめりこんでいきました。また、自分が携わったものがスマートフォンなどの最先端実装機の重要な部分を担っているということも知り、驚くとともに誇らしい気持ちになりましたね。
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- スピードを追求しながら、品質をしっかり守る
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名前のイメージとは異なるかもしれませんが、私たち「製造」部門は完成した電子基板の検査や調整が主な業務です。検査をクリアしたものを出荷するのですが、5Gなどの需要の高まりもあって、多い時には1週間で2000台もの製品を出荷しています。納期がある話なので、当然スピードが求められますが、同じくらい不良品を出さないことが大切です。うまく動作しないときは、他部門の人とも相談しながら原因追究をします。部品の不具合や単なる接触不良など、原因はさまざまなので、その特定は非常にスキルのいる作業です。
だからこそ、時間がない中でも工程内では図面や手順書通りに進めることをいつも念頭に置いています。
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- ミスをしても繰り返さない工夫が大切
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入社当初、シリアル番号や型式を間違えてしまうミスを続けてしまうことがありました。当然ですが、シリアル番号や型式は一文字も間違えてはいけません。そこでヒューマンエラーを防ぐため、プログラムを学習してプログラムでフォローする方針に変えました。おかげでミスはぐっと減りました。プログラムについても他部門にスペシャリストがいるため、アドバイスをもらいながら作成したものです。困ったときに助けてもらえる環境は本当にありがたいです。
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- 目標は製造部を切り盛りできる存在
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製品の品質に対する要求がますますシビアになっていると感じます。また、製造に必要な技術も大きく変化していて、同じようなものを作っていても形状が変わると手順が変わることがありますし、新しい検査方法も次々と出てきます。また、業界全体の動きが早いので5年後10年後、会社がどのようなものをメインで製造しているのかも予測がつかないというのが正直なところです。そうした状況でもしっかり対応しながら成長を続けて、いずれは工程管理のすべてに対応し、製造部全体を切り盛りできる存在になりたいと思います。
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- 学生向けメッセージ
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モノづくりが好き!という人、お待ちしています。
集中してコツコツ取り組める人は向いていると思います。あとはどんなジャンルにせよ、モノづくりが好き、という人に来てほしいです。あまり学生時代の勉強は重視しなくても大丈夫です。もちろん数学や物理ができるに越したことはありませんが、それができないと仕事ができないということはありません。私も数学や物理は苦手でしたし、いまでも苦手意識を持っていますから(笑)。一緒に働ける日をお待ちしています。
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Day's Schedule
製造担弊社員の
主な一日の流れ -
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8:30
始業、製品や材料の手配・受入、協力工場との窓口業務
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12:00
昼休み
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12:50
製造現場で製品検査・改造・組立・梱包・出荷
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14:50
休憩
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15:00
出荷記録の管理、図面管理、工程管理
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17:30
退社
午前中は製品や材料の手配や受入をして、製造の準備をします。このほか、協力工場に部材とスケジュールをお渡しするなどの窓口対応もしています。お昼休みはしっかりと昼食をとり、午後に備えます。午後からは製品検査や梱包をし、出荷。14時50分の休憩を挟んで、15時からはきちんと出荷できているかを確認し、問い合わせ等に対応するためデータ化して残しておきます。作業がスケジュール通りに進んでいるか、遅れていれば調整などの工程管理も行っています。
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8:30